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〈エピローグ〉脳力を開発する素晴らしい技法!

自己実現への道

「速聴」という素晴らしい脳力開発の技法がある、ということを一般に詳細に知らしめるにはどうしたらよいのか。私は速聴に関する本を書くことしかない、と思った。
しかし、「速聴」はハウツウ式の本にはならない種類のものである。読んだだけで即実行できる経営者やビジネスマン向けのハウツウ書と思ってお読みになった方には、それでも、「新しい情報の提供」はなし得た、と自負している。
それでも「『速聴』の仕方がわからない」とか、「半信半疑」と言われる読者も多い。前者は、本書の中の数行を読みもらしたのではないかと思う。
私は「『速聴』は、ただ聴くだけでよい」と本書で述べた。それ以外に書きようがない。仕方も何もないのである。半信半疑は当然のことだと思う。
したがって、多くの人はこの本を多分買わずに無視するだろう。どんなに素晴らしい方法でも、多くの人々が一種の偏見で、この新しい技法に目を向けようとしない。「また妙な本が出た」程度で終わってしまうのだ。


人間は元来、保守的なのである。私としては、せめて本書をお読みいただき、「半信半疑だが読んだ」と伝えてくれる人々のほうがありがたい。
私は嘘、偽りを述べておいて、何かあったらいつでも逃げ出せる準備をするつもりはない。だから、私の経歴を載せ、連絡先も載せている。自分が落ちこぼれ人間であったことについて、「そんなバカな」と言ってくださる読者もいるが、これは調べればすぐわかることだ。


私は東京人だが、小学校は中野区の若宮小学校、中学校は中野第八中学校、高校は国学院大学附属高校(野球などで知られている同校久我山校のほうではない)である。多くは社会人になってから知識を身につけた。誰からも強制されずに、中学校の教科書や高校の教科書を読むほど、楽しいことはない。
さて、そもそも即実行可能なハウツウ書というものが本来あり得ないことは、ハウツウ書をお読みになった方ならよくおわかりいただけると思う。
「結婚式のスピーチの仕方」などというのはすぐ役立つが、たとえば「速読術」などの本は代表的な例で、中に速読用の練習図が入ってはいるが、それをもとに練習したところで「速読できた」といえるほどの脳力は身につかないことが多い。
「速聴」の場合は、ソフトウェアを速聴機にセットして、あとは、「ただ聴くだけ」で集中力や記憶力などが身につくのである。


「速聴」は、単に「速聴」するだけでも全脳の活性化に資するが、体系的なものを「速聴」していかないと、すぐに聴くものがなくなってしまう、というのが落ちである。
そこで「速聴」対応の脳力開発/自己開発用のソフトウェアと組み合わせると、いっそう効果的であることが知られている。そのための体系的なプログラムとしてSLBSプログラムと呼ばれる「速聴」対応用の自己実現プログラムが完成されている。


このSLBSプログラムは、「速聴」対応の各種脳力開発プログラムの総称である。
SLBSプログラムの基本的な目的は、本来のあるべきあなた自身を実現させること=自己実現にある。しかも、この自己実現のスタート時には、意思の強さとか気力をふり絞るとかのエネルギーを必要としないのである。


あなたの大脳があなたの行動に大なり小なり批判的な場合、あなたはそれを押し切ってギラギラと行動しなければならない。意思の弱い人などがそういう人を見ると、なんてすごい人なんだ、私にはとうてい真似できない、と感嘆するであろう。
しかし、あなたの大脳にヤル気の回路が設定されている場合、手足を意思的に動かす必要もない。なぜなら、それは大脳の命令によるものだから、自然と手足は動くのである。
このような場合、機能しているのはあなたの大脳なのであって、あなたの手足ではないわけである。したがって、不快な疲れやストレスもここでは無縁である。「千里の道も一里」にしか感じない状態というのはまさにこれなのである。


SLBSプログラムは、一生にわたって愛用してもらうために、ソフトウェアなどにさまざまな工夫がこらされている。そして、あらゆる目的(脳力開発、目標達成等々)にいつまでも対応できるようになっている。
また心のマネジメントを可能にするため、ファームウェアとさまざまなソフトウェア・ツールが用意されている。

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