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目的がない人の悲劇 !?

2005年06月10日  [コラム]

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第1話:ロバと兄弟
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 中国に次のような話があります。
 兄弟で仲良くロバを引いて家路に向かっていく道中の話です。
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家路に向かうその兄弟の姿をみた村人から

「ロバに乗らないなんて、なんと無駄なことを!」

と言われてしまいました。

そこで、兄がロバに乗っていくことにしました。
しばらく行くと、またすれ違った人が言いました。

「ロバに乗っているお前さん。弟にロバを引かせるなんて酷いじゃないか」

 そう言われればそうかもと思い、兄はロバから降りて、
 弟をロバの背に乗せ、兄がロバを引くことにしました(交代したわけです)。

 またしばらく行くと、ある人が言いました。

 「兄にロバをひかせて自分は背に乗るなんて、礼儀を知らない弟だね」

 確かにそうかもしれない、と兄が考えました。
 結局が何が正しいのか判らなくなって立ち止まり、
 どうしたものかと兄は考えまじめました。
 そして、いいアイデアがひらめきました。

 「そうか、二人で一緒に乗ればいいんだ!」

 こうして二人で仲良くロバに乗っていきました。

 すると村人が集まってきて、
 「お前達は何ということをするんだ、ロバが可哀想じゃないか」
 と騒ぎだしたのです。

 兄はもう、どうしていいか分からなくなってしまい、
 仕方なく、兄弟でロバをかついで家に向かいました・・・(想像できます?)

 途中、ロバの重みで二人とも疲れ果ててしまい

 つまずいてロバを放り投げてしまいました。

 兄弟は大怪我をし、なんとロバは死んでしまいました。(完)


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【教訓1:明確な目標】

 なぜこんなことになってしまったのでしょうか?
 もうおわかりですか?

 原因①:ふたりとも、やさしい気持ちの持ち主だったから
 原因②:兄が優柔不断だったから
 原因③:弟が体力がなかったから

 さぁ!ロバが死んでしまったワケは一体どれでしょう!
 
 答えはとーーーーっても簡単です。

 ちょっとしたストーリーの中に、
 私たちにも当てはまる理由や原因があります。

“ちょっとした助言”から発生してしまった事件
 本末転倒になりかねない判断にあなたならどう対処しますか?
 


 ■ここでの教訓■

 実は、この兄弟は、ロバをどう扱うのか、
 その「目的」を明確に持っていなかったから。なんです。

 目的(目標)さえ明瞭、明確に確立しておけば、
 このように個々の状況において右往左往することはなかったはずです。

 人生や事業も同様のことがいえます。

 人生は右往左往しているほど長くはありません。
 それに、ロバを事業にたとえると、事業は失敗ということになります。

 みなさんはどうですか?

 “人生の目標は明確”になっていますか?

 そうです!そうなんです!
 何においても、何かを始める前に、
 目的(目標)を明確にしていれば、後で「あーすればよかった」と、
 後悔することはないのです。

 もちろん、場合によっては軌道修正はあるでしょうが、
 自分の目的とする軸は、ぶれることはないでしょう。

 優柔不断というよりも、
 多くの人が目標達成しない理由の一つとして
 明確な目的(目標)の設定をしていないことが判明しています。

 この傾向は、98%の方が陥っている習慣とも言われているのです。

 何においても“目的を明確にする”という心掛けが、
 生き方の三日坊主にならない要因ともいえます。

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