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今の自分を財産にする【前編】

2005年10月10日  [コラム]

貧しさゆえに、お金もなく、高校さえも卒業していなかった青年が『信念の法則』によって医者になった実話です。

▼ある医者志望の青年オーストラリアのとある病院で、その青年は仕事をしていました。
とはいっても、医者として働いていたわけではなく、彼は病院内の掃除、窓拭きや修理などの仕事をしていました。

そんな彼の生きる『目的』は『医者になること』でした。
現在の状況を考えれば、
「ぼくには学歴がないし、頭も悪い」「お金もなければ、コネもない」
「もう年だから、学校へは行けない」「医者になるには時間がかかる」

このように思ったとしても不思議ではないのに、彼は毎日眠る前に、
夢を叶えたい・・・という気持ちを込めて、壁を見つめ、

「ここに医学部の修了証書が飾ってあり、自分の名前が太字で記されている」

と、何ヶ月も毎日欠かさず医者になることを想像していました。

その青年は無意識のうちに『信念の法則』を活用していたのです
何気ない日々のインプット人生のレールを大きく動かすなんて誰が気づくでしょう!そしてなぜ、その青年はしっかり潜在意識に焼き付けることが出来たのでしょうか?

それは勤め先の病院で毎日のように、修了証書の入った額を磨いていたためです。ですからそのイメージを心に焼きつけるのは、そう難しくはなかったのです。


その後彼がどうなったのか気になりますね・・・

何ヶ月もたったある日。
勤め先の医師にすっかり気に入られていた彼は、医者になることが夢なんだ、と打ち明けました。するとその医師は手が空いたときを利用して、彼に器具の消毒から皮下注射の仕方、その他もろもろの応急手当まで直接教えてくれたのです。彼の頑張りの甲斐もあって、いつしか医療助手にまでしてもらえました! しかも、この先生が学費を出してくれたおかげで、高校と大学にも通うことができたのです。

今ではカナダのモントリオールで、医者として大活躍しているそうです。

その先生と出会うのが運命だったと言えば、それはそれでハッピーエンドな話になりますが、そこには見えないレールという運命に導かれた真実があることを私たちも学ぶことができます。


▼逆境への葛藤

エマースンは、「一日中考えていること、それがその人自身だ」といい、
アインシュタインは、「空想は、知識よりも重要だ」といっています。

想像力(イマジネーション)は人間の力のうちで特に大事なものです。
なぜ大事なのかというと、この心の力が状況を変えてしまうこともあるからです。

もし、自分にとって逆境と思えるような出来事があったとき、あなたはどうやってその状態から抜け出しますか?

過去の記憶を思い出してください・・・
希望を描いたとき、心の中に【葛藤】というフラストレーション、夢と現実のギャップに悩んだことはありませんか?

頭では理解していても、これから起こる変化に、恐れたこと・・・
勇気をもって立ち向かいたいと思っても、心の底から信じきれていない自分・・・

「とはいっても・・・できる訳がない・・・」といつまでも、心の中で反発を繰り返していては、現実の世界(物質の世界)で持っているはずの脳力を発揮できるはずがありません。

現実的に考えたとき、なりたい自分の最大の敵になるのは、状況・環境ではなく、実は自分自身だったりするものです。

▼豊かさを発揮する秘訣
「他人から必要とされていたい」「社会で自分の居場所がほしい」と誰もが感じています。

つまり生活が充実していて、何をするにもお金に困らない。
そういう暮らしを誰もが望んでいますが、それが【目的】となってしまっている場合が多いのです。

本来、お金とは活用したときに
【自由】【満足】【上品さ】【豊かさ】【安全】
となるはずの手段です。

ですから、お金を手に入れるだけでは潜在意識は反応しません。
『どのようなことに活かしていくのか?』という要素があることによって、心からその状況を感情でイメージすることができるからです。

自分の運命や脳力を発揮するには、やはり【やり方】があります。
脳力開発をするということは、【やり方】を学ぶということなのです。

あらゆる富を人生に招き入れるマーフィー理論の教訓をひとつお伝えします。

「仲間の舟が川を渡るのを助けて漕いであげなさい。
  あなたの舟も向こう岸に着いているはずです。」

貧しい青年を助けた医師のように、あなたが豊かであるためにも、いつも他人の願いが叶うように助けてあげられる人になることが、富を人生に招き入れる一番の近道なのです。


※世界一かんたんな自己実現法(ジョセフ・マーフィー著/きこ書房)
より一文抜粋してます。


  ※次回は「今の自分を財産にする」(後編)をお届けします。

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