どんなときでも前向きに!積極的な生き方を提案するブログ

あわてず、あせらず、あきらめず

2005年10月28日  [コラム]

昨日、たまたま『トップランナー(NHK教育テレビ)』を見ていたら、アテネオリンピックの金メダリスト競泳選手:柴田亜衣(しばた あい)さん(22)の番組(10/23放送)が再放送されていた。

九州出身の人だけあってマイペースな雰囲気と天然ぶりに、いつの間にか親近感がわき、そんな彼女にどんな強さが秘められているのだろう?と思わず番組に釘付けになってしまった。

柴田さんが金メダルを獲得したのは、去る2004年のアテネオリンピック・800m女子自由形。レース後、「自分でもびっくりした。夢かなぁと思っちゃいました。」とコメントし、世界を驚かせたといいます。

私は当時の競技映像を直接みていなかったのですが、再現映像で、スタートの出だしがちょっと遅れた状態から、2位になり、さらに1位の選手の差をぐんぐん縮め、ラストスパートではどんどん追い上げ、そして、フィニッシュ!

あの瞬間、会場の映像と勝利への歓声が共に甦り、私の脳内ではアドレナリンが一気に分泌され、ふと気がつくと、なぜだか昔から応援していたかのような柴田さんのファンと化していました(笑)

そして、今年での活躍ぶりも目が離せなく、モントリオールでおこなわれた世界水泳でも日本新記録で400mで銀メダル。
そして、800mで銅メダルを獲得しているのです。

次々と、女子自由形で数々の新記録とメダル獲得の快挙の裏には、きっとたゆまない努力があるのだろうと予想がつく功績でもありました。

▼泳ぐことが大好き!

福岡に生まれて、お姉ちゃんの影響で3歳で水泳を始めたのがきっかけだっという亜衣さん。しかし、今のように華々しい成績として目立つことはなく、全国レベルでは長く無名だったといいます。

そんな過去の中に、オリンピック出場という“成功への青写真”を最初に焼付けたのが、徳島県の穴吹高校時代。

当時のスイミングスクールへの記録を記載する「練習ノート」の1ページ目には、
『 オリンピックに向かって本日よりスタートだ 』 と自ら書き残したといいます。

やはり、一流のスポーツ選手が共通でやっている“コミットメント”

それは、世界を相手にした頂点を勝ち取るという“自分との約束”であり、過酷な練習に対しての“自分との戦い”刻印でもあるのです。

▼猛練習

本格的に五輪出場を目指した高校時代からのコミットメントには、人並み外れた練習量が物語ります。

週5日のうち、毎朝5時半から、1500メートルを5本(6km)を泳ぎ、放課後も8000メートル(8km)と、トータル14kmを泳ぐような地道な練習は日本でもトップクラスだったといいます。

しかしながら、なかなか思い通りの結果が出ずに、3年になってやっと国体での2位獲得。

そして、鹿児島県の鹿屋体育大に進学後も誰にも負けない練習量をこなし、一歩ずつ世界に近づいていく柴田さん。

番組内で、毎日朝夕4時間(約17km)を泳ぎ、さらにはアメリカの高地合宿での過酷な練習の末、見事オリンピック代表の座を獲得した練習量に関して、田中コーチのきつい練習に耐えたれたのはどうしてですか?という質問に対して、柴田さんは、

「どうして?って考えたこともないです。過酷な練習は当たり前だと思っています。」と、さらりと答え、さらに、
「コーチを信頼しているので、なんでこんなきつい練習をしなくちゃいけないんだろう?と疑問に思うより、私のために考えてくれた練習内容を素直に信じただけです。信じる気持ちがきっと差をつけるのだと思います。それだけです。」

と、一瞬番組内の空気が変わったような、その信じる気持ちの純粋なパワーに柴田亜衣さんの“真の強さ”を垣間みたような気がしました。

そして、スポーツ選手にはめずらしく、フォームの研究は一切せず、今でも泳ぐだけという“柴田流”を貫いていらっしゃるとか、そして、自分にとってベストな結果が出たときだけ、その映像は見て、悪い結果は一切見ないという徹底ぶり。

だって、悪いイメージが焼きつくのがいやですから・・・(^^;)と、はにかみながら答えていた柴田さんの信条には、「心の強さが自分の強さ」だと、 常にポジティブな状態を保つことができる“心の切り替えの速さは得意ですよ♪”とスポーツの範疇を超えて、目標達成に必要な心構えを教えてくれました。

柴田亜衣さん、これからも世界一を目指してくださいね!

☆柴田亜衣さんのオフィシャルサイトはこちら!

上に戻る