命と信頼 パート2  [2010.6.16]

私が一匹だと思っていた子猫。
後に3匹いたことが判明しました。
どうやら、順番に出てきていたようなのです。

3匹もいれば、成長に従って
人間界で目立つ存在になってきてしまいます。
猫好きな人たちは、かわいい子猫をひと目みようと必死ですし、
嫌いな人たちは、猫が増えることに腹をたてます。

残念なことですが、
活動エリアでは、猫の虐待、殺戮が毎年起こっています。
私や仲間が出来ることは微々たることだけど、
助けていこうと思ったのも、そういうところを見たからです。

動物は、好きな人もいるけれど、嫌いな人もいる。
この猫たちは、野山にいるのではなく、街中で明らかに
人間に餌をもらって暮らしている。
つまりは、人間が増やしていると言ってもいい。
そして、人間に追われ、殺されている。
なんという負のスパイラルだろうと思ったところからです。
共存ができないなら、増やさない、殺さないしか
今の私に出来ることはありません。

私が保護できた子猫は一匹。
どうして、一匹だったのか?
他の二匹は、頭をつぶされ、もがれ、殺されてしまったからです。
別々の日に、同じような死体。
母猫は首のないわが子を巣に運んでいたそうです。

私が保護できたのは、一匹目が殺された翌々日。
そして、その子を保護した翌日に、
もう一匹が被害にあいました。

痛ましいことです。

母猫は、子猫をうばった私に最初は怒っていました。
けれども、話をゆっくりとしたら、わかってくれたようです。
信頼関係というものは、大きいと思いました。
私は、この母猫と当分の間、仲良くなっていなければなりません。
かわいそうですが、次の妊娠をする前に
保護して手術をする予定でいるからです。

この子の遺伝子を絶つことをしようと考えているわけです。
どの命を重視するのか、私はいつもいつも葛藤しています。
正しい答えを出すのはとても難しいことです。

Author by 本木晶子 コーチ

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